在宅介護の知恵袋 Vol.2 『お茶がらで作る、にぎりボール』
お久しぶりになりました、在宅介護の知恵袋 第2回目でございます。
少し間が開きましたので、改めて紹介をしたいと思います。
この『在宅会議の知恵袋」では、私たちがサービスを提供する中で、実践してます介護の知恵や工夫を紹介します。
今回は、『お茶がらで作る、にぎりボール』の紹介です。
麻痺などで、手のひらを握りしめたまま動かせない方に使っています。
ただ握りしめたままの状態が続くと不潔になったり、拘縮(関節が固まって動きにくくなる状態)
が進んだりしてしまいます。それを防止する為に活用しています。
1.お茶がらの効果
多孔質(表面に多くの穴があることで表面積が大きくなり、気体・液体などの吸着性が高い)であるので
・吸湿作用 ・清臭作用 が高い
2.お茶がらにぎりボールの作り方
①お茶がらをパックのまましっかり風に当て、乾かす
②ガーゼで巻く
③たわら状に作る
3.お茶がらにぎりボールの効果
①手のひら内の、湿気を改善
②皮膚のただれ防止
③においの軽減
④爪のくい込み予防
拘縮した手に握ってもらい、ガーゼのはしを結んではずれにくくします。
1週間くらいで新品と交換します。
季節柄、湿気が多いですから・・・
少しでも、改善・快適になりますように