サロンへの思いから学ぶ Vol.1
先日、ヘルパー訪問先のA様の入浴介助を終え片付けをして戻るとA様が何かを探しておられ、そのうちファイルや絵が描かれた紙の束がテーブルに並べられました。
以前に地区のサロンのお世話をされていた頃の綴りでした。
その日もサロンで皆さんの昼食を作っていたとお話をされていました。
月1のサロンのご案内はその時期の様子が色とりどりに描かれていました。
絵もとてもお上手で顔の表情や添えられた言葉に目を奪われてしまいました。
みんなが行ってみたくなるサロンの案内を作っていたと話されました。
サロンの日報を見せていただくと、日報のほとんどのページにその日の献立の絵とサロンの様子、参加者の服や髪型まで細かく描かれていました。
1日描くだけでも大変なのに何年分がそのように残されていてページをめくる毎に感動で胸が熱くなってきました。
その方のサロンへの思いが溢れていました。
もし、私が自分の訪問日誌を絵に描くなら会話や表情や服装をそこまで描けただろうかとハッとしました。
こんなにも思いが詰まったものを他の職員にも見てもらいたいと思い、お願いをしてお借りして帰りました。持ち帰り職員に見てもらうと歓声があがりました。
そして福祉会や色んな方々とも共有したく、A様にご了承を得て今回、ブログに載せていただく事になりました。今回はその一部ではありますが今後も時期に合わせて載せていけたらと思っています。