福祉と共に未来へつなぐ
令和3年9月17日
大崎上島中学校1年生の福祉体験学習に
在宅介護支援センターおおさき(サポートおおさき)より講師として2名参加しました。
高齢者とふれあい体験・交流を通し我が町における高齢者問題の現状を知り
かつ高齢者の心情を受け止め共に生きていく大切さを学ぶことを目的としています。
総合的な授業の中で大崎上島町や自分たちの未来についての学習をしていて
その学習を深める意味で大崎上島町の福祉や高齢者のことについてお話をしました。
大崎上島の高齢者や100歳以上の方、認知症の方がどれくらいいるかなどを紹介し
身体の特徴やかかりやすい病気、フレイルやその予防について説明しました。
また実際に福祉に携わる者としての想いを伝えてほしいとの依頼があり
講師2人がそれぞれの想いとして語らせてもらう貴重な経験をさせて頂きました。
コロナ感染予防のためオンライン講義で緊張しましたが先生がフォローしてくださり
生徒さんや先生が一生懸命に耳を傾け質疑応答してくれて充実した時間となりました。
体育館での演習では杖・歩行器・車いすなど福祉用具に触れ
福祉用具レンタル・販売の深川医療器さんの協力で新しいモデルの電動車いすを試乗しました。
自助具とは自分を助ける道具で便利なものですが
使い方によってはその人の力を弱めてしまったり事故やケガにつながることもあります。
実際に車椅子の操作をしてみてその難しさを感じてもらえたと思います。
私達が地域の中で育てられ福祉から学んだことや経験を
これからの世代に受け継がれていくことを願っています。