理学療法士によるリハビリ

大崎美浜荘では島外から月2回理学療法士の先生を招いて、専門的知識によるリハビリを行っています。

みなさんは理学療法士という職業をご存じでしょうか?

ここで理学療法士はどのようにご利用者と関わり支援していくのかを簡単に説明します。

理学療法士は、PT(Physical Therapist)とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人、障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、また障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)を用いて、その人が自立した日常生活が送れるよう支援します。

つまり、医学的リハビリテーションの専門職です。

治療や支援の内容については、理学療法士(PT)がご利用者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に考慮し、それぞれの目標に向けて最適なプログラムを作成します。

赤ちゃんから高齢者までの人生のあらゆる場面でサポートをするため、病院やクリニック、老人ホームや介護老人保健施設など、職場は幅広く、活躍の場が広いのも理学療法士(PT)の特徴です。

 

大崎美浜荘では午前中は施設入所のご利用者の方、午後からは通所利用のご利用者の方へ個別リハビリを行います。個別リハビリの後は集団リハビリを実施しています。

 

 

 

 

 

 

 

ご利用者のなかには、個別のリハビリ指導を受けてすぐに日々の生活の中で実践されている方もいらっしゃいます。

私たち介護職員は、ご利用者の継続的なリハビリにつながるよう、ご利用者の既往歴や前回から今日のリハビリの近況報告などを把握し理学療法士の先生に伝えています。また、先生の居ない日には、それぞれの利用者の日常生活や介護の中でリハビリにつながるアプローチに取り組んでいます。

理学療法士の先生には介護職員からの情報を確認していただき、ご利用者が日々の生活に活かすことのできるリハビリプログラムを作成・実施していただいています。

このように、大崎美浜荘では多業種連携でのチームケアを実践し、ご利用者が自立した生活が送れるよう支援しています。

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