在宅介護の知恵袋 Vol.1 『ペットボトルで簡易シャワー』

 

 ようやくうっとうしい梅雨もあけ、本格的な夏を迎えました。いかがお過ごしでしょうか。

 

 サポートおおさきでは、居宅介護支援事業所、ヘルパーステーション、訪問看護ステーションが

併設されており、ケアマネジャー、ヘルパー、訪問看護師が常駐しています。

 日々、さまざまな職種で連携を取りながら、高齢者や障がい者の方々のご自宅へ訪問し、サービスを提供しています。

 

 こちらでは、家庭でのご利用者の療養生活や、ご家族での介護、

また私たちがサービスを提供する中で、実践しています介護の知恵や工夫を紹介します。

 みなさんの日々の生活に、介護にお役立ていただければ幸いです。

 

 記念すべき第1回目は『ペットボトルで簡易シャワー』をご紹介します。

 私たちの訪問の場面でさまざまなご家族から尋ねられる事項です。知りたいご家族も多いと思います。

 

 これは、ベッドでの陰部洗浄の際や洗髪にも使用でき、1本あればとても重宝します。

 

 ベッドで陰部洗浄を行う際には、陰部を少しずつ濡らしながら洗うことがポイントになります。

(紙オムツを下に敷いてご利用下さい)

 空のペットボトルを使用して、お手製のシャワーを作れば、

少しずつ広範囲にお湯をかけることが出来るので、とても便利です。

 

【簡易シャワーのつくりかた】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 100円コーナーなどでは、園芸用(花の水やり)のシャワーヘッドも売られています。

 

 

 

 

このようなシャワーヘッドを購入して、ペットボトルに取り付けると、

なお時短で手軽に簡易シャワーが完成します。

 

 高齢になると肌を保護する体の機能も衰えるので、衛生を保つためには意識的に清潔にしなければいけません。

 とくに夏のこの時期は、高温多湿な環境で、陰部が不潔になりやすい時期にもあります。

 また、尿や便などで汚れた状態を放置しておくと、それもまた皮膚トラブルの原因となります。

 

 『ペットボトルで簡易シャワー』を活用して、暑い夏を衛生的に乗り切りましょう!

 

サポートおおさき ホームページ運営委員会

 

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